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インプット・アウトプットのバランスをとるとはどういうことか?

こんにちは!

『インプット:アウトプットの比は、3対7が適切である』というのが、
精神科医・作家 樺沢紫苑先生が日々おっしゃっていることです。
(参考図書:樺沢紫苑『学びを結果に変える アウトプット大全』

単に、時間でインプットを30分、アウトプットを70分ということではありません。

というのは、インプットとアウトプット、同じ効率でできるものではないからです。

例えば、6時間かけてインプットのために読んだ本を、アウトプットとして6時間かけて書評を書いたりしません。

また、読書中に、ラインを引いたり、そこに書き込みしたりするのは、ちょっとしたアウトプット。インプット中にもアウトプットが挟まってまだらになっているので、6時間の読書すべてがインプットというわけではなく、切り分けられない。

やはり、時間でインプット:アウトプット比を考えるのは無理そうです。

 

インプットとアウトプットの比を成果物で考えてみてはどうかと思ったこともありました。

アウトプットは、文章なり、会話なり、実際にやった仕事の成果物なり形のあるものとしてあらわれるので、時間や文字数や件数などでカウント可能です。

その一方、
インプットは頭の中に入っているものなので、デジタルデータの容量のように、「今日は20メガバイト分の読書データが入りましたよ」というふうには見えません。
ブラックボックス。

成果物で判断しようとしても、インプット:アウトプット比はいつまでたっても0:∞になってしまって、正しく計算できません。
うーん。

 

色々考えて、最近は、
精神力・集中力・気力・体力の配分でインプット:アウトプット比をとらえ、
それが黄金比3:7になっていればよいと考えるようにしました。

 

基本的には、アウトプットに軸足をおいておく。

自分のヴィジョン実現に資するアウトプット、自分の好きなことに関するアウトプットを、どんどんやっていく。

アクセル全開でアウトプットの量を最大化してみる。

そうすると、どこかで、
「なんか、中身が薄いな」
「ネタが切れてきたぞ」
「書くことが同じことばかりになってきたような」
と、アウトプットの質の低下に気づく。

こうなると、アウトプット過剰でインプット不足の状態です。

そこで、
少しだけアウトプットのアクセルを緩めて、インプットに振り分けます。
このようにバランスをとっていくのが良いのではないかなぁと考えます。

 

アウトプットは頭を使って、体を使って、書いて、話して、表現するので、精神力・体力を使います。

インプットは頭は使いますが、目と耳以外の体はあまり使わないので体力的にアウトプットよりラクです。

意識しないと、ついつい楽なインプットばかりしていまいます。

アウトプットに軸足をおいて、
インプット:アウトプット=3:7になっているか?をいつも自己評価しながら進んでいきたいですね。

 

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