こんにちは！
Peingで頂いた質問にお応えします．
質問はこちら．歯科治療で使う切削器具（けずる器具）について．
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回答はこんな感じ
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その歯医者さんは良い先生のようですね。
最初はタービンという器具で高速回転する器具で硬いものを削るのが得意です。ジェット音する一方、振動は少なめ。
後半はエンジンという器具で、やや柔らかいものを削るのが得意です。振動が出るのが難点。（続く #peing #質問箱 https://t.co/a07cSLDBbW— ひろゆき🏥歯科医師 (@Hiroyuki_dds) July 14, 2018
虫歯は基本的に、入り口が狭く中で広がって進みます。
入り口周囲の硬いエナメル質はタービンで必要最小限削り、
中の虫歯は低速のエンジンで感触を確かめながら取り除きます。そうすると、必要最低限の切削量で虫歯を取り除けるのです。#虫歯
— ひろゆき🏥歯科医師 (@Hiroyuki_dds) July 14, 2018
もうちょっと詳しく説明すると．．．
高速で回転する「エアータービン」という器具がこちら．
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（ナカニシ社HPより引用）
回転数は毎分320,000～400,000回転で，トルク（回転力）は小さいのが特徴で，歯の表面の硬いエナメル質などを削るのが得意です．
かざぐるまの原理を利用して高速回転を実現しています．
音の特徴は，あの歯医者らしい音，「チュイーン！キーン！」です．
ジェット音なのですが，以前と比べてかなり音が小さくなるようには改良されてきています．
一方，低速で回転する「エンジン（コントラアングル）」はこちら．
（ナカニシ社HPより引用）
回転数は最高毎分40,000回転で，タービンと比較すると一桁遅いです．
マイクロモーターのちからで回転していて，トルクは強いです．
フットペダル（足で踏むコントローラー）で回転数を微調整できるので，削っているものの硬さを確認しながら削ることができます．
つまり，柔らかい虫歯の感触を確かめながら削ることができるんですね．
ただ，低速回転でトルクがかかる欠点が．．．．
頭にゴトゴトひびくのです．ゴトゴトゴトゴト．．．
これが結構気持ち悪いんですねぇ．
ということで，できるだけエンジンを使う時間を短くするように私は気をつけています．
いかがでしたでしょうか？
歯医者が使う器具についてわかっていただければ恐怖心も少なくなると思います．
それではまた！
