こんにちは!
元気に,そして活動的に生きるためにコンディショニングが重要になります.
コンディショニングの3軸は,
「睡眠」「運動」「食事」
です.
これらについての自分の状態をできるだけ客観的に把握し,
改善し続けることで体調が整い,生産性が上がっていきます.
コンディショニングの3軸のうち,
「睡眠」と「運動」をモニタリングしようと思い,
4ヶ月半前にガーミン社のアクティブトラッカー「Garmin VIVOSPORT」をゲットしました.
睡眠と運動のモニタリングにはぴったりで,
今ではすっかり愛用の一品になっています.
今回はそんなGarmin vivosportの数ある機能のうち,4ヶ月半使ってきてわかったイチオシのものをご紹介してみようと思います.
使えば使うほどじわじわ便利さがわかってくる機能です.
ストレストラッキング機能が秀逸
4ヶ月半使ってみて,じわじわスゴさがわかってくるのが,
ストレストラッキング機能です.
ひとことでいうと「ストレスの見える化」機能です.
まずは一例として,昨日のデータをお示しします.
↓

水色が休息,オレンジ色がストレスがかかっている状態で,色が濃くなるにつれストレス度合いが高まります.
ストレスレベルをどのように計測しているかというと,
心拍と心拍間の変化であるストレスレベルは心拍数変動(HRV)で測定されています.
ストレスがかかれば交感神経優位になり,心拍数は増加します.
ひきつづき,フィードバックがかかり副交感神経が活動し,心拍数が低下するよう作用します.
つまりストレスにさらされると,心臓のアクセルとブレーキが同時に踏まれた状態になり,心拍数変動が大きくなるのです.
ざっくりいうと,心拍変動が大=ストレスと判断して計測しているんですね.
HRVを用いたストレスと休憩の推定値は,Firstbeatという生理学的分析プロバイダ・心拍関連のトップ企業によってサポートされています.
NBAやNHLもトレーニングに導入しているとのことで信頼できそうです.
例えば,飲み会でたくさん飲んだ日,そしてその翌日は,こんな感じになります.
↓
眠っていてもストレス値は高く,次の日も高止まりです.
体は正直に「飲酒はストレス」だと感じているんですね.
ストレス値が高い日は,確かにだるさ,疲労感を感じます.
次は,夜8時から9時ごろにジムでトレーニングをした日のデータです.
↓

運動し終わった後もストレス値がとても高く,体はしばらく「オン」の状態になっています.
やはりあまり遅い時間の運動はよくなさそうです.
次は寝不足の日の翌日のデータ睡眠時間は6時間弱です.
体が休憩状態となっているのは...なんと2時間程度.
睡眠不足は体にかなりの負荷をかけています.
以上のような感じで,データを観察していると,
自分がどのような状態だとストレスがかかっているかが見えてきます.
・睡眠不足(6時間半以下)
・寝る前の飲酒(寝る2−3時間前,ビール1缶でも影響あり)
・寝る前の運動(午後9時までの運動は少なくとも影響あり)
・仕事中(マルチタスク状態)
・PC,スマホなどIT端末を使用しているとき
・運転中
など
一方,ストレスが下がる状況もわかりました
・読書中
・ぼーっとしているとき
・睡眠が十分足りているとき
・家でゆったりしているとき
など
これらを参考にしながら,コンディショニングに役立てています.
ストレス値が見えると,自分の状態が客観的に判断できるので,ペースのコントロールがしやすくなります.
なんだか最近疲れがとれなくて...という方は,
今回ご紹介したようなデバイスでストレス計測してみると改善点が見つかるかも.
次回は引き続き, Garmin vivosportの細かい部分についてレビューしようと思います.
それではまた.