骨粗鬆症治療中の方は歯医者へ行こう〜お口と身体の健康を守るために

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こんにちは,歯医者です.

骨粗鬆症治療薬のうち,骨吸収抑制薬の副作用のひとつである顎骨壊死,顎骨骨髄炎に関するツイートまとめです.

・骨粗鬆症治療薬のうち,ビスフォスフォネート抗RANKL抗体薬を長期(4年以上)にわたり使用されている方は,顎骨骨髄炎の副作用が生じるリスクが高まります

・骨粗鬆症のためにビスフォスフォネートにより治療を受けられている方の薬剤関連顎骨壊死の発生頻度は0.01〜0.001%程度でごく低いです.

・発生頻度は低いものの,顎骨骨髄炎,顎骨壊死をいったん発症すると,治療が長期間に渡ったり,骨粗鬆症の治療を中断する必要があったりします.

・顎骨骨髄炎,顎骨壊死の原因はお口の中の感染源です.むし歯や歯周病が治療されずに長期に存在すると,顎の骨へ細菌が感染する可能性が高まります.

・歯科治療でお口の感染源を取り除くことで,顎骨骨髄炎,顎骨壊死といった副作用発生のリスクを下げることが出来ます.骨粗鬆症治療をされる予定の方,されている方はぜひ歯科医院を受診してください.

「副作用がこわい!」といって骨粗鬆症治療薬の使用の自己中断をするのだけは絶対にやめてください.薬の種類についてわからないことは担当の医師に相談してください.

参考資料:

骨吸収抑制薬関連顎骨壊死の病態と管理:顎骨壊死検討委員会ポジションペーパー2016

骨粗鬆症予防と治療ガイドライン2015年版