『精神科医が教える 毎日を楽しめる人の考え方』(樺沢紫苑 著)を読んで良く遊ぼう!

今話題の『精神科医が教える 毎日を楽しめる人の考え方』(樺沢紫苑 著)を紹介します。(以下、こちらの本を『まいたの』と呼びます。)

こちらの本は、健康で幸せな人生を生きるには、今日一日を楽しもう!という本です。

「大人の遊び」という言葉は、あまり良い印象を受けない方もおられるでしょう。

それは、悪い遊び方で、仕事や家庭、お財布や健康に良くない影響を与えるような話を聞いたことがあるからかもしれません。

本書によると、悪い遊び方は、幸福の3要素である「心と身体の健康(セロトニン的幸福)」、「愛・つながり(オキシトシン的幸福)」、「お金・成功(ドーパミン的幸福)」を害するもの。

例えば、一人でゲームにハマりすぎて、睡眠不足で体を壊し、友人もなく孤独で、会社でも良い働きができず活躍ができないなどが例としてあげられます。

一方、良い遊び方はこの逆で、「心と身体がより健康に」「家族や仲間と絆が深まる」「仕事の成功につながる」ものであるとのこと。

良い遊びの条件を踏まえながら、自分の遊び・趣味を再点検してエンジョイしていくのがよいと思います。

さて、自分の話になりますが、私はかなりの多趣味。

テニス、ゲーム、読書、音楽鑑賞、芸術鑑賞、ドライブ、ウイスキー、ガジェット研究、最新技術研究、ランニング、ウォーキング、キャンプ、ギター演奏などなど、浅いものから深いものまでまだまだあります。

趣味がたくさんあるのが良くないのかというのもそうでもなくて、インドア・アウトドア、一人・多人数、晴れ・雨、コロナ流行あり・なしなど、どんな状況でも遊べるので非常に良いです。

すべての遊びを並行してやっているわけではなく、マイブームが来てのっているときは深めることもできます。

『まいたの』を読んで、遊び・趣味を見直してみると、
「これはハマりすぎたなぁ」と反省すべき点もいくつかありますが、
良い遊びに合致する部分も非常にたくさんあります。

数年前の話ですが、「好きな本を読んでもすぐに忘れてしまうな・・・」という悩んでいたときに『読んだら忘れない読書術』(樺沢紫苑 著)という本を読んで、
ポイントをアウトプットすれば忘れないことを知りSNSやブログでシェアして読書量が爆発的に増え、楽しさと学びが増えました。

そして、本をたくさん読む姿をうちの子どもたちは見ながら育ったからか、大の読書好き。

最近では、年間に100冊以上読んだとのことで学校から表彰されたり、文章を書くのが得意になったりもしています。

さらには、私が読んだ芸術鑑賞方法に関する本や岡本太郎さん、原田マハさんの本を本棚から妻が手に取り読んでいたかと思ったら、芸術鑑賞や水彩鉛筆による絵描きに目覚めてびっくり!

妻は楽しそうに絵を描き、家の各所には彼女の絵が飾られるようになり、花や動物、自然が家の中でも楽しめるようになりました。

「良い遊び」は、自分だけでなく、まわりの人にも良い影響を与え、幸せの和を広げていくことができるのです。

なので、ハマりすぎには気をつけつつも、「よく遊ぶ」ということはどんどんやるべきでしょう!

そういえば、先日、趣味の朝ウォーキングをしていたら、スマホが落ちていました。

すぐに交番へ届けました。きっと持ち主のもとに戻ることでしょう。

遊びながら、ちょっぴり誰かのためになり、よい一日の始まりになりました。

ほら、どんどん遊んでもいいんですよ!

『精神科医が教える 毎日を楽しめる人の考え方』を読んで、ぜひどんどん遊んでみてくださいね!