歯の話

硬い豆にご注意〜歯が割れるかも!? 節分はとくにご注意

豆を皆が食べるといえば、節分ですね!

節分には豆をまくとともに、豆を食べます。

節分の豆を食べる子供のイラスト

炒った大豆は「福豆」と呼ばれ、年の数だけ食べることは「健康で幸せにすごせますように」という願いがこめられているそうです。

炒り豆は食感がカリカリして美味しいですよね!

ただし、歯にとっては相当の負担がかかっているのです。

ガリガリ・ゴリゴリしたもので、歯が割れることがあります。

抜歯の原因は1位が歯周病、2位が虫歯、そして3位が「歯の破折」。

豆を噛んで、歯が竹を割ったように縦割れしてしまうと、歯を抜かなければならないことがほとんどです。

割れた歯のイラスト

豆の他にも、硬い氷や、飴、ポップコーンの弾けていない粒、魚の骨などで歯が割れることがあります。

氷のイラスト 飴・キャンディーのイラスト 骨だけになった魚のイラスト

知人の歯科医師は、冷蔵庫でカチカチになったチョコをかじったら歯が割れたため、抜いたことがあると言っていました。

節分の豆は丸くて、炒り具合によってはとても硬い部分があります。

年齢を減るほど歯が弱くなったり本数が減ってくるにも関わらず、食べる豆の数は増えるというハードモードな節分ですが、歯を割ることなく、ゆっくり慎重に味わって食べるようにしてくださいね!