『ビジネスに効く教養としてのジャパニーズウイスキー』(土屋守)〜今は質の高いウイスキーが手に入りやすいよい時代だ

今回はジャパニーズウイスキーの歴史についてよく分かる一冊をご紹介。

ジャパニーズウイスキーについて、歴代の広告を軸として俯瞰していき、変遷がよくわかります。

サントリーやニッカの各商品がどのような流れのなかで生まれてきたのかがわかります。

高度経済成長時代の話、
“サントリーの場合は、
入門編の「トリス」にはじまり、
就職するまでは「レッド」、
平社員は「ホワイト」、
係長になったら「角瓶」、
課長で「オールド」、
部長は「リザーブ」、
役員になったら「ローヤル」”

ジャパニーズの終売や品薄のシングルモルトが注目されていますが、ローヤルやザ・ニッカなどもあらためて飲んでみたくなります。

今は世界中のウイスキーが、品薄といえど日本中の高品質なウイスキーが手頃な価格で手に入りやすいとてもいい時代であると感じました。

ジャパニーズウイスキー生誕200年に向けて盛り上がっていくのは間違いないです。