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『遠慮しない生き方』(著:鳥居祐一)〜遠慮は誰のためにもならない

今日ご紹介するのはこちらの一冊、

鳥居祐一さんの
『遠慮しない生き方』
遠慮しない生き方

鳥居祐一さんは、パーソナルブランディング・コンサルタント。
アメリカ在住の経験があり、長年の人間心理・行動の研究、多くの交流の経験から、成功哲学を学び、実践されています。

 

本書を読んで、これはと思ったポイントをご紹介します。

 

コンテンツ

遠慮しない生き方とは?

本書によると、
”「遠慮しない生き方」というのは、自分が好きなありのままの自分でいること。
常に焦点を自分に合わせて、自分がいいと思うかどうか、自分がそれを好きがどうかだけで、物事を判断すること”
です。

つまり、他人を気にせず、自分の思いに対して、素直に忠実になる。
自分らしく生きるということです。

日本人の良さは、「和を重んじる」ことである一方、
和を重んじすぎることで、個が消えてしまいがちです。

 

遠慮しない生き方をするためには?

自分の好きなものを公言するのがポイントだそうです。

重要なのは、「私は〜〜が好きなのです!」とアイ・メッセージで発信すること。

そうすれば、「私も、それが好き!」という仲間が集まります。
「そんなあなたが、好き!」という人も集まってくることでしょう。

”「人は人でしか磨かれない」”
と書かれていました。
本当にそのとおりだと思います。

変わりたいと思うのであれば、日常というコンフォートゾーン(快適領域)をとびだし、
自分が変化していく必要があります。

正しい人とは?

付き合うのは、「正しい人」が良いとのこと。

正しい人について、以下の5つの特徴が紹介されていました。

・行動する人
・明るい人
・与える人
・他者をほめる人
・喜んでお金を使える人

誠実で礼儀正しく、人間的に尊敬できる人です。

本を読んで、
「自分はこの条件を満たしているか?」
ということを考えました。

自分が正しい人でなければ、きっと正しい人たちに出会えないですから。

 

遠慮というのは、双方にとって何のプラスも生まない

なにかをもらったり、与えてもらったとき、
「いやいや、こんなにしていただいて、もったいないくらいです。恐縮します」
というのが日本人あるある。

しかし、与えた側も「ちょっと気まずい思いをさせてしまったかな。。。」
という気分にさせてしまいます。

遠慮なく、
素直に「ありがとう!」ということで、
お互い気持ちよくお付き合いができるとのこと。

私もこれまでは、遠慮がちでしたが、これからは気持ちよくお礼を言うようにします。

 

なぜ遠慮するのか?→セルフイメージが低いから

遠慮してしまうのは、セルフイメージが低いからだそうです。

自己肯定感という言葉に置き換えると、理解しやすいです。

自己肯定感が低いと、「私なんかにもったいない」というセルフイメージの低さにつながります。

遠慮は言い訳。
小さな成功を積み重ねて、セルフイメージ、自己肯定感を日々高めたいものです。

 

人が成功していくために踏むステップ

人が成功していく過程について紹介されていました。

1、知る

2、わかる

3、やる

4、できる

5、分かち合う

一流の人は、このステップを着実に踏み続けているとのこと。

 

自分は、「分かち合う」の部分が不足していました。
なにかができたら、それを共有していくのが、さらに伸びていくポイントなんですね。

 

「蝶は美しい花に寄ってくる」

著者の師のお言葉。

自分を磨いて、素晴らしい付き合いたい人を引き寄せるということ。

価値ある良質な情報を出しつつけ、成功していくステップを踏み、正しい人たることが、
素晴らしい人と出会えるキー。

これからも、「歯とくちの健康、全身の健康維持増進に役立つ」情報発信を続けていこうと思います。

 

遠慮は美徳であると、あまり考えずに信じていました。

これから、個が引き立つ時代においては、そればかりではうまくいきません。

遠慮は誰のためにもならないというところが一番響きました。

自分が損するだけでなく、関わる相手にも損をさせてしまう。

お互いのために、
自信を持って、「ありがとう!」「おすすめです!」と断言します。