こんにちは!
やるべきことをこなすために、
「To Do」リストを使っておられる方も多いと思います。
やるべきことを書き出して、
消化したらリストを消していく。
タスク忘れを防ぐために、To Doリストは有効です。
しかし、どうしても気になるのが、
リストの未消化項目。
「あー、今日は10個中7個できたけど、3つ残っちゃった。。。」
やり残しが気になる日々が続くと、なんだか嫌になってきてしまいますよね。
そんな方にオススメなのが、
「アイビー・リー メソッド」
です。
To Doリストの一種ですが、使ってみると使用感が気持ち良いです。
先日読んだメンタリストDaigo氏の著書『自分を操る 超集中力』の中で紹介されていて、
知りました。
アイビー・リー氏の紹介について、同書より引用します。
アイビー・リー氏は20世紀前半に活躍した経営コンサルタントで、後に「PRの父」と呼ばれるようになった人物。そんなアイビー・リーが、当時、アメリカ最大の鉄鋼会社であったベツレヘム・スチールの社長チャールズ・シュワブに伝えたのが、アイビー・リー・メソッドです。
具体的な方法は、以下の通り。(同書より引用、改変)
1、紙に「明日やるべきこと」を6つ、メモする
2、その6項目を重要だと思われる順に、1、2、3、4、5、6と番号を振る
(ただし、1が終わるまで絶対に2に行かない。)
3、翌日、このメモの順番に従って仕事を進める
4、もし全部できなかったら、悔やむことなく忘れる
5、その後、明日のための6つの項目を新しくメモする
6、1〜5を丁寧に繰り返す
アイビー・リーメソッドのキモは2つあります。
・全部できなくても残ったタスクは悔やまず忘れる
・1が終わるまで絶対に2に行かない
それぞれ詳しくみていきます。
1点目、
・全部できなくても残ったタスクは悔やまず忘れる
↓
タスクは全部できなくても、こなしたタスクは優先順位の高いものであるので、
今日一番大切なことは出来たのだ!と自己肯定感が上がります。
この納得感は重要!もう出来なかったことなんか、忘れてしまえばいいのです!
2点目、
・1が終わるまで絶対に2に行かない
↓
優先順位の高いタスクが終わるまで次に行けないので、迷いなくそのタスクに集中できます。
他のことが目に入らない。
そして、「これを終わらせないと!」という良いプレッシャーがかかります。
各個撃破で進められます。
アイビー・リー氏の方法をそのまま利用しなくとも、
「後悔しない」
「迷わない」
の要素を自分のTo Doリストに組み込むと、生産性が改善されます。
To Doリストの未消化が気になる方は、アイビー・リー氏のTo Doリストの要素を是非活用してみてはいかがでしょうか?
追伸:
メンタリストDaigo氏の著書『自分を操る 超集中力』
で紹介されていた、ウィルパワーの消費節約法についての内容も興味深かったです。
私達は、一日のウィルパワー、集中力の総量は決まっていて、それを削りながら活動しています。
格闘ゲームで必殺技ゲージが減っていくようなイメージ。
選択・迷い・決断の場面が多いと、ウィルパワーが過剰に削がれてしまいます。
持ち物、卓上、スマホ、To Doもスリム化して、迷う場面を減らし、
ウィルパワー、集中力ゲージが減らないように改善するだけで、やれることが増やせるそうです。
集中力の上限は決まっているので、自分のやりたいことに集中力の一点集中をできるように環境・やり方を整えたいものです。