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36冊目,
なぜテニスは練習しても上手くならないのか ―ジョコビッチや錦織圭は知っている
- 作者: 児玉光雄
- 出版社/メーカー: 東邦出版
- 発売日: 2015/12/01
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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読了.
オフシーズンの冬以外,天気と都合がよければ,週二回,2時間ずつテニスをしています.
他の多くの社会人の方たちよりは,長い時間テニスができているかもしれません.
テニスばっかりやっているわけにはいかないけど,せっかくやるならよりうまくなりたい!という思いがあったので,この本に興味が惹かれました.
内容は,5年程度以上テニス経験があり,自分のテニススタイルや癖,得意不得意が自覚できる人向けだといえます.
そして,仕事や研究をしている方に向いています.
テニスの上達を目指す,つまり,現状の自分から変化し成長を目指すためには,
情報収集,科学的な思考,視点の転換,限られたリソースの効果的な選択と集中,アウトプットの習慣化などが必要となります.
この本の中で特に,
・インパクトの瞬間への集中
・イメージトレーニングの練習効果
・スイングの自動化,無意識化のレベルを目指すための反復練習
・試合に強くなる戦術
・データの収集と考察,フィードバック
以上のポイントで気づきが多くありました.
実際のテニスコート上でやるべきことが見つかり,
また,梅雨やオフシーズンでコートを離れているときでも,
テニス上達のためにできることのヒントが得られたので収穫大でした.
関連書籍の『実は180度違う一流テニス選手の思考』も気になるので読んでみたいです.