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こんにちは!大原ひろゆき(@Hiro_Oohara)です。
ユヴァル・ノア・ハラリ先生の
『21 Lessons: 21世紀の人類のための21の思考』
読了しました。

『21Lessons』は、
大ベストセラーの『サピエンス全史』、
『ホモデウス』に続くハラリ先生の日本語訳本第3弾です。
『サピエンス全史』は人類の過去から今まで、
『ホモデウス』は人類の未来、
そして『21Lessons』は人類の今をえがいています。
『サピエンス全史』、『ホモデウス』、『21Lessons』、
どれから読もうか迷いましたが、
人類の今をえがく『21Lessons』が読みやすいだろうと思って手に入れましたが、正解でした。
(『サピエンス全史』、『ホモデウス』は各上下巻でより骨太ですw)
『21Lessons』の内容を超超ザックリご紹介しましょう。
科学技術の進歩、気候変動により変化の激しい現在、これから幸せな未来に進むにあたり、自由主義、民主主義、宗教などの物語で対応するのは限界に達してきているという著者の指摘。
苦しみを解決して、幸せになるためには、どうすればいいか?
それは、我を知ることが重要であると。
様々なアルゴリズムによってハックされず、自分をコントロールするためには、自己認知が必要であるということです。
人は物語を語ることは得意である一方、真実をありのままに見つめることは苦手であるので、自分をマインドフルに見つめるトレーニングが必要であります。
21章立ての長大な一冊ですが、最後の2−3章の結論へ向かう部分は一気読みできました。(それまではなかなか時間がかかりましたがw)
今、世界が直面しつつある課題についても具体的にわかりやすく解説されているので、そのあたりを学ぶのにもお勧めです。