私はTwitterで約4000名のフォロワーの皆様に日々つぶやいております。
そして、いただくコメントの多くは「歯医者が好き」な方からです。
それらのコメントは私の励みになっています。
また、歯医者がキライな方や特に興味がなかったりする方が読めば、「そんなメリットがあるんだ」と新たな気付きのきっかけにはなりますから、非常に有益であります。
コンテンツ
歯医者がきらいな方はどれくらいいるのか?何を思っているのか?
私は以前から、「歯医者がきらいであったり、とくに興味のない方は何を思っているのだろうか?」ということをより知りたいと思っていました。
また「歯医者がきらい」という方は、いったいどれくらいいるのだろうか?ということも気になる点です。
Twitterでアンケートをとってみた
ということで、Twitterにて、
「正直なところ、歯医者への印象は?」
というアンケートを実施してみました。
選択項目は、
・好き
・きらい
・どちらでもないまたは何も思わない
・結果をみたい(Twitterアンケートは結果を見るためには回答しないといけないので、そのための選択肢です。ノーカウント。)
の4つ。
48時間で、「結果を見たい」を除く669票の回答をいただきました。
結果は以下のとおりです。
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↓
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・好き:144票(21.5%)
・きらい:267票(39.9%)
・どちらでもないまたは何も思わない(38.6%)
約4割の方が、「歯医者がきらい」とのこと。
歯科医師である私のフォロワーの皆様が多く回答しておられると思われますから、おそらく、「きらい」の割合はもっと多いのであろうと考えています。
なぜ歯医者がきらいなのか?
アンケートのつぶやきに頂いた多くのコメントから、なぜ「歯医者がきらい」なのか?を探ってみました。
その理由は分類してみると、
・十分な説明がない(信頼できない)
・痛みがある
・不快な音、匂いがある
・怖い
の4つでした。
最後の「怖い」については、上の3つの理由のいずれかまたはすべてから来るもののようです。
「歯医者がきらい」に対応するためには、特に上の3ポイントを改善すべきでしょう。
・十分に説明を行い、コミュニケーションをとり信頼関係を構築し、
・痛みのコントロールを可能な限り徹底し、
・環境を整える
ことで、不信感と恐怖感を取り除いていく。
歯医者が好きな人はどう考えているのか?
一方、「歯医者が好き」という方はアンケート結果では2割ほどおられ、その方々のコメントからも気づきが得られます。
「歯医者が好き」という方の特徴としては、
・通院のメリットを認識している
・歯科医療関係者とコミュニケーションがとれている
・信頼関係が成り立っている
・「気持ちよさ」を体感できている
といったものがあげられます。
歯科医療関係者とコミュニケーションが十分にとれることは非常に重要であると思われます。
メリットを理解するのも、信頼関係をつくりあげるのも、恐怖感を取り除くのも、コミュニケーションの果たす役割は大きいからです。
そして歯医者が好きになるためには、
遠い未来の「ずっと健康である」という意義はもちろん重要である一方、
さしあたって、今「気持ち良い」「快適である」という欲求も満たさなければならないのではということがわかります。
「歯医者がきらい」に対応するには
「歯医者がきらい」が、「歯医者が好き」にならなくとも、歯科医院に通ってもいいかなと思えるようになるためには、
・コミュニケーションを十分にとってくれる
・不快を可能な限りコントロールしてくれる
・快適であり、気持ちがいい
を提供してくれる歯科医師、歯科衛生士、スタッフがいる歯科医院を選択したいものですし、私たち歯科医療従事者も心に留めて行動しなければなりません。
それではまた!
生のアンケート結果および頂いたコメントをごらんいただきたい方は、
こちらのTwitterアンケートをチェックしてみてくださいね!
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✅緊急アンケート
正直なところ、歯医者への印象は?
理由もよろしければコメントくださいませ😊
— 大原 廣之🏥歯科医師 (@Hiro_Oohara) January 11, 2020