最近,読んだ本の紹介や,大切な気付きについてアウトプットをかねてブログ記事に書くようにしています.
日々,文章を書いていますが悩みがあります.
それは,
「1000〜2000文字以上のまとまった文章を書くのにとても時間がかかること」です.

どのくらいかかるかというと,2〜3時間ぐらいのことも....
書いているうちにはやくなるだろうと思っていましたが,記事数60を越えても,ちっとも全然書くスピードがアップしません...
文章を書くスピード,アウトプットのスピードがはやくならないと,インプット効率も上がらないので深刻です.
そんなとき,2017年4月21日に開催されたウェブ心理塾のセミナー,山口拓朗先生,樺沢紫苑先生講演の「テンプレートで誰でも書ける!SNS文章術」というセミナーの受講者さんたちの感想で,「文章を書くスピードが劇的にはやくなりました!」というコメントが続出だったので,早速入会して動画受講してみました.
コンテンツ
気づき〜
マルチタスクは文章作成作業の質と効率を激しく落とす
まとまった文章を書くのに,自分がなぜこんなに時間がかかってしまうのかという原因に気が付きました.
「マルチタスクをしながら文章を作っていた」からです.
文章をつくるためには,2つのタスクをこなす必要があります.
それは,
- 構成を考える
- 各パートに肉付けするように書く
そして,この2つのタスクは頭の使い方が全く違うのです.
どう違うかというと,
- 構成を考えるためには,全体を俯瞰する必要がある
- 各パートの肉付け作業,実際に書く作業は,細かい表現や言葉づかいに気を配りながら行う必要がある
構成は「鳥の目」で全体を見ながら,実際書く作業は「虫の目」で行っていくのです.
人間の脳は頭の使い方の違う複数のタスクを同時に行うのは不可能です.
「構成を考えながら,書く」というのは,頭のなかでこれら2つのタスクを頻繁にパチパチと切り替えながら作業をやっている状態で,とても効率が悪いのです.
例えるなら,自宅で料理をしながら,足りない材料に気がつくたびにスーパーまで何度も食材を買いに行くような状況になっていたのです.
明らかに効率悪そうですし,出来た料理もおいしくなさそうですよね.

質が高い文章をはやくつくるためには,構成を考える,書くの2つのタスクをしっかり分離する
質の高い文章をはやく書くためには,それぞれのタスクを分けて順にこなせばよいだけです.
まずは,構成をしっかり考える.
構成を考えるに当たっては,今回のセミナーで受けた際に紹介されていたテンプレートを活用するのが私のような物書き初心者には向いています.
(この文章は,体験紹介型テンプレートを利用しています.)
構成がまとまったあとは,それにそって書くだけ.
これで質の高い文章がはやく書けます.

今,ストップウォッチで計りながら文章を作っていますが,
構成を考えるのにかかった時間は約10分,
ここまで書き上げるのが約15分です.
びっくりしました!
今までより4倍近くはやくなっています!
すごい効果!
まとめ
文章を書くためには,
「構成を考えて」
「肉付けしながら書く」
という頭の使い方の違う2つのタスクをこなす必要があります.
この2つのタスクを意識して分離することで,文章を書く効率が劇的にあがります.
文章を書くのに時間がかかって仕方がない,
書いた文章に流れやまとまりがないという方は,
意識的に「構成」作業と「書く」作業を分けてみてはいかがでしょうか?
さらに学びたい方はこちらもどうぞ.
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