歯の話

抜いたほうがいい親知らずをそのままにしておいて困ったことになった13例

こんにちは!

抜くべき親知らずは早く抜いたほうがいいよという記事は以前ご紹介したとおりです.

「親知らずはさっさと抜いておいたほうがいいよ」という話こんにちは! 今回は歯医者らしく, 「抜かなれければならない親知らずはさっさと抜いておいたほうがいいよ」 という話をしてみます...

今回は,抜かないで置いておくとこんな困ったことが起こるという実例をあげてみます.

それでは一気に行きましょう.

・親知らずがむし歯になる・根の先の病気になる
・まわりの歯ぐきが腫れる
・まわりの骨が溶ける
・手前の歯との間にものが詰まりやすくなる
・手前の歯がむし歯になる・根の先の病気になる
・口臭の原因になる

・かなり腫れているときは顔が変形したり口があかないことも
・顎の動きのじゃまになり顎の関節が痛くなる
・ちくのう(副鼻腔炎)の原因となる
・下くちびる近くの触ってわかる神経が麻痺する原因となる
・旅行や結婚式やがんの治療など人生の大事なシーンのさまたげとなる
・顎の骨が腐る
・ときに命に関わる

一般向けにわかりやすい表現で書いてみました.
いやはや恐ろしい...

抜くべき親知らずをそのままにしておくと,
・智歯周囲炎
・う蝕
・歯周病
・知覚異常
・急性炎症
・顎関節症
・嚢胞
・骨髄炎
・下歯槽神経知覚異常
・歯性上顎洞炎
など,様々な病気・症状につながります.

少なくとも2人以上の歯科医師に
「その親知らず,抜いたほうがいいですよ.」
と言われた場合,抜いたほうがよい親知らずです.

抜歯は体調の良いときに行います.

「いつか抜こう」
「また今度痛くなったら」
では,今より歯の条件は悪くなってることが多いです.

若いうちに,早めに抜いておくと,傷の治りも早く,
トラブルも少なくてすみます.

季節の変わり目は親知らずがらみのトラブルが出やすい時期.
まだあるかたは,ぜひかかりつけの歯科医師に相談を.

それではまた.