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樺沢紫苑先生 覚えない記憶術
読了。
頑張って覚えて、頑張って忘れないためには、必死に教科書を読み込んで、眠い目をこすりながら苦しみながら何度もいつまでも復習をし続ける。
以上のように私も考えていましたが、これは全くの間違いです。非常に非効率的で能力(脳力)を無駄遣いしていました。
我々人間が「忘れないこと」とは、「脳が生きていくのに使われていると判断した情報」です。
このメカニズムを逆手、いや順手に利用し記憶し忘れないでいるにはどうしたらよいか(覚えない忘れない記憶術)、さらにはこの記憶術を自由自在に駆使することで様々な場面で自己成長を加速できるということがこの本では書かれています。
新規の情報をインプットし覚えたのち、忘れないためにすること〜非常に単純。その後にアウトプットし使えばよいのです。1週間に3回アウトプットすれば記憶の一時保管所の海馬から長期保管所の側頭葉に情報は移ります。
アウトプットの方法は、人に話す、SNSに投稿する、日記を書く等様々にあります。自分にあった方法を組み合わせればよいので誰でも簡単にできます。
(今ここに記事にしているのもアウトプットの一例です。)
この本に紹介されている記憶術は魔法やトリックなどではなく、ヒトの特徴を知り、その能力を最大限に発揮する方法を楽に利用するものです。
テクニカルに覚え忘れない記憶メソッドです。
読めば今すぐ使える方法ですので、誰にでもオススメできる本です。
学生のときにこの本に出会ってたらなぁ〜と思いますが残念ながら発売は2016年1月10日です。
今年一発目のホームラン本です。
気になる方は是非読まれてください。